神様の御用人
著者:浅葉なつ
出版社:アスキー・メディアワークス
神様たちの御用を聞いて回る人間──“御用人”。ある日突然、フリーターの良彦は、狐神からその役目を命じられた。膝を壊して野球の道を諦め、おまけに就職先まで失った良彦は、古事記やら民話やらに登場する神々に振り回されることになり……!?
特殊能力もない、不思議な力を放つ道具も持ってない、ごく普通の“人間”が神様にできること。それは果たして、助っ人なのかパシリなのか。けれどそこには、確かに神々の「秘めたる願い」があった。モフモフの狐神、黄金とともに、良彦の神様クエストが今幕を開ける!(公式HPより引用)
今回は本の紹介です。
神様の御用人、なんだかすごいタイトルです。
面白いと評判になっていたので気になっていたところ、
会社の先輩からも勧められたのでお借りして読むことに。
是非みなさまにも読んで頂きたいので内容は書けませんが、
本当に面白かった!面白かったというか・・・感動しました。
タイトルと表紙からして、
内容がちょっと軽そうだな〜と思われた方いるのではないでしょうか?
でもですね・・・きっと、あなたの想像以上に内容が深いです。
日本神話を知っている方だったら、もっともっと楽しめます。
騙されたと思って(?)読んで見てください♪
日本神話を知らない人でも、
日本人ならきっと、この本は頷きながら読めると思います。
誰もが行ったことがあるであろう、そして願いに行く神社という存在。
神社は単純にお願い事をするための場所なのだろうか?
神様は果たして人間の願いを叶えるための存在なのだろうか?
神様って実は人間・・・?
色々考えさせられます。
私は古事記を勉強するようになってから、
神様への個人的なお願い事を止めました。
今まではほぼ全て「自分自身」のことを祈っていました。
いわゆる神頼みってやつですね(;´▽`A``
少ないお賽銭を投げて、ああしてくれこうしてくれ・・・
いくら神様が寛容だったとしても、
神様の気持ちを無視した一方的な行いでした。
それは対人間でも同じこと、相手に求めるばかりでは、
決して幸せにはなれないのはわかっていたはずなのに・・・(^_^;)
私は、神様にも感情があると思っています。
嬉しいこと楽しいこと悲しいこと・・・
日本人はそんな神々に寄り添って生きてきたからこそ、
世界の中でも希少な民族なのではないでしょうか。
この神様の御用人シリーズは7巻まで発売されています。
まだ1巻しか読み終えていませんが、2巻目以降ももちろん読みたいと思います。
ご興味ある方は是非、お手に取ってみて下さい。
あさこ
『何だこれ?』と思ったらとりあえず覗いてみて下さい。
目からウロコがてんこ盛りの学び舎です。
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