泰平の音

千葉在住33歳OL、あさこと申します。

神様の御用人

著者:浅葉なつ

出版社:アスキー・メディアワークス

神様たちの御用を聞いて回る人間──“御用人”。ある日突然、フリーターの良彦は、狐神からその役目を命じられた。膝を壊して野球の道を諦め、おまけに就職先まで失った良彦は、古事記やら民話やらに登場する神々に振り回されることになり……!?

特殊能力もない、不思議な力を放つ道具も持ってない、ごく普通の“人間”が神様にできること。それは果たして、助っ人なのかパシリなのか。けれどそこには、確かに神々の「秘めたる願い」があった。モフモフの狐神、黄金とともに、良彦の神様クエストが今幕を開ける!(公式HPより引用)

今回は本の紹介です。

神様の御用人、なんだかすごいタイトルです。

面白いと評判になっていたので気になっていたところ、

会社の先輩からも勧められたのでお借りして読むことに。

 

是非みなさまにも読んで頂きたいので内容は書けませんが、

本当に面白かった!面白かったというか・・・感動しました。

 

タイトルと表紙からして、

内容がちょっと軽そうだな〜と思われた方いるのではないでしょうか?

でもですね・・・きっと、あなたの想像以上に内容が深いです。

日本神話を知っている方だったら、もっともっと楽しめます。

騙されたと思って(?)読んで見てください♪

 

日本神話を知らない人でも、

日本人ならきっと、この本は頷きながら読めると思います。

誰もが行ったことがあるであろう、そして願いに行く神社という存在。

神社は単純にお願い事をするための場所なのだろうか?

神様は果たして人間の願いを叶えるための存在なのだろうか?

神様って実は人間・・・?

色々考えさせられます。

 

私は古事記を勉強するようになってから、

神様への個人的なお願い事を止めました。

今まではほぼ全て「自分自身」のことを祈っていました。

いわゆる神頼みってやつですね(;´▽`A``

少ないお賽銭を投げて、ああしてくれこうしてくれ・・・

いくら神様が寛容だったとしても、

神様の気持ちを無視した一方的な行いでした

それは対人間でも同じこと、相手に求めるばかりでは、

決して幸せにはなれないのはわかっていたはずなのに・・・(^_^;) 

 

私は、神様にも感情があると思っています。

嬉しいこと楽しいこと悲しいこと・・・

日本人はそんな神々に寄り添って生きてきたからこそ、

世界の中でも希少な民族なのではないでしょうか。

 

この神様の御用人シリーズは7巻まで発売されています。

まだ1巻しか読み終えていませんが、2巻目以降ももちろん読みたいと思います。

ご興味ある方は是非、お手に取ってみて下さい。

 

あさこ

 

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