泰平の音

千葉在住33歳OL、あさこと申します。

【財布:甲州印伝】買ってよかった!シリーズ 


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新しい記事のカテゴリーを作りました!その名も、

「買ってよかった!もの」シリーズです。

独断と偏見で載せていきますので、暇な方(失礼)はお付き合い下さい♫

 

第一弾は、ズバリ、財布です。

滅多に財布を変えることがない私なのですが、

7年ぶりに財布を新調しました。

7年も同じものを使っていると、さすがに汚れてきたり中が破れてきたり・・・と

入っているお金にとっては不快極まりない環境だったでしょう(^_^;)

汚れは定期的に落としていたのですが、さすがに破れまでは修復できず

重い腰を上げ財布探しの日々が始まりました。

 

と言っても、特に有名ブランドなどに興味がない自分にとっては、

「長く使える」「形が崩れにくい」「手に馴染む」など

愛着がわく財布を買いたいなと思っていました。

 

そこで出会ったのが「甲州印伝」

私の好きな作家、竹田恒泰さんの愛用ブランドだと知って興味が湧きました。

 

www.inden-ya.co.jp

 

甲州印伝は、鹿革に漆で模様を付けた革工芸品です。

一つ一つ手作りなので、同じタイプの模様でも微妙に違います。

財布・名刺入れ・巾着・バックなど、バラエティーも様々です。

 

印伝、その名の由来は印度(インド)

印伝の由来は、南蛮貿易が盛んな17世紀、オランダの東インド会社より伝わったインド産の装飾革に「応帝亜(インデア)革」と呼ばれた革があり、印度伝来から印伝となったと伝えられています。後に和様化した装飾の鹿革を印伝と称するようになり広く知られるようになりました。

(公式ホームページより引用 歴史 | 印伝の世界 | 印傳屋 | INDEN-YA )

 

鹿革は軽く丈夫で人肌に近い感触から、昔から武具などにも

よく使用されていたのだそうです。

確かに、非常に手に馴染みます。

手にひらに「ぴとっ」と収まる感覚。

 

自分が購入した柄は「梅の花」の模様です。

梅は昔から邪気を払うと言われています。

桃の柄があったら最強だったかもしれませんが、

さすがに無かったです・・・笑

 

そして凄いのが、ブランド品みたいに高くないのです!(ここ大事!)

自分が購入したのがこちらのタイプ。

 

www.inden-ya.co.jp

 

安いものだと、長財布でも1万ちょいで購入できます。

(作家の竹田恒泰さんは、こちらの価格帯のものを毎年新調しているのだとか)

なんだか印伝の回し者みたいになっていますが、

日本文化に触れれば触れるほど、外国の高いブランド品を買うより

日本にたくさんある素晴らしい工芸品を使いたい!と思うようになりました。

とんでもなく高額な塩化ビニール製の財布にお金を費やすのは程々にして、

日本が誇る素敵な品々を是非たくさんの方に体感して欲しいなと思います。

 

ちなみに、甲州印伝は甲府本店・青山店・心斎橋店・名古屋御園店の4箇所が直営店です。

青山店しか行ったことないですが、本当に色々な種類のものがあって

見るだけでも楽しいです!

すっかり印伝の魅力に取り憑かれてしまった自分でした。

次はお賽銭用のがま口を見に行きたいと思います♫

近くにお店がある方はぜひ立ち寄ってみて下さい〜!

 

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東国三社で頂いたお守りを付けています。

【神社巡り】東国三社 カテゴリーの記事一覧 - 泰平の音

 

 

大原大宮神社【千葉県習志野市】

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大原大宮神社(おおはらおおみやじんじゃ)

御祭神:伊邪那岐命(いざなぎのみこと)

    伊邪那美命(いざなみのみこと)

    猿田彦命(さるたひこのみこと)

 

所在地:〒275-0002 千葉県習志野市実籾1-30-1

公式HP:https://ohara-jinja.com/

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千葉県習志野市にある大原大宮神社

『実籾(みもみ)』という大変美しい地名に鎮座しています。

その名の通り、実や籾がよく育って欲しいという願いが込められいるとのこと。

 天治元年(1124年)創建、文禄元年(1592年)に街道の整備により遷座されました。

 

<ご由緒>

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公式HPにも記載がありますが、縁結びの神社として昔から親しまれてきたのだそう。

特にこちらの神社は御朱印に力を入れていて、季節ごとの御朱印なども充実!

御朱印については後ほどご紹介します。

 

日差しが強かったのですが、緑が多く境内は涼しい風が通り抜け心地よいです。

 

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<手水舎>

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<拝殿>

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非常に歴史を感じるのですが、合わせて親しみをとても感じる雰囲気でした。

何だかほっこりするような感覚、地域に愛されている印象を受けます。

 

社務所

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社務所はかなり賑わっていました。

御朱印が充実している神社はいくつもありますが、

こちらは結構力を入れていると思います。

(ガラスが反射して見えずらく申し訳ないです)

 

<特別御朱印

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<左:通常の御朱印  右:季節の御朱印

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特別御朱印はサイズがとても大きくて、

通常のご朱印帳見開き2ページ分のサイズです。

 ※こちらは自分でご朱印帳に貼るダイプのものです

 

季節の御朱印もとても可愛らしく、

集めたくなってしまう心理をうまく突いていると思います(笑)

 

おみくじも「さくらみくじ」というちょっと変わったタイプで、

桜の形のおみくじでとっても素敵です。これは個人的に引きたくなっちゃいます!

 

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<おみくじ結び所>

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私のカメラテクニックが底辺なので(泣)この写真では伝わりにくいのですが、

結び所がさくらみくじで埋め尽くされたら、めっちゃ綺麗ですよ!!

こういう工夫、とっても良いな〜と思います。

おみくじを結ぶ、で終わらない、何だかとっても素敵ですよね!

 

<境内の自然>

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<悲願達成感謝の碑>

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この碑について調べてみたところ、

治水工事に使用した掘削機の全面盤刃型を模した碑だそうです。

実籾(みもみ)という地名の通り、この地域は新田開拓が盛んに行われてきましたが

時代とともに急速に都市化して行った結果、近くを流れる浜田川が住宅に浸水被害を

もたらすようになってきたそうです。

そこで治水工事に着手したのですが非常に難しい工事だったようで、

大変な苦難を乗り越えて竣工までたどり着いたとこのと、その悲願達成の碑でした。


 ・・・・・正直に言ってしまうと、最初見た時に「野球ボール・・・??」

と野球が有名な習志野と結びつけて勝手に思い込んでおりました、大変失礼しました!

(でも見えませんか?野球ボールに・・・ ←しつこくてスミマセン)



〜参拝を終えて〜

非常に趣のある場所で、夏祭りとか来てみたいな〜と、

そいうこと普段あまり思わないのですが感じました!

空気が落ち着いていてのほほ〜んとできる場所です。

そこまで広くは無いですが、地域密着型!という印象。

お茶とか飲める簡易的な休憩所などあったら尚嬉しい!

 

余談ですが・・・

参拝者を集めるためにも御朱印に力を入れたりすることは

とても良いことだと思います。

神社は全国のコンビニエンスストアより数が多く、

登録されている神社でも約7万社存在します。

なので宮司さんや神主さんが不在の神社も多く存在しており、

地方で参拝者が少ない場所は人員的・費用的にも境内の整備ができず、

日に日に荒れていってしまいます・・・非常に悲しいですがそれが現実です。

それなら、私たちに何かできることは無いかな・・・

多くの方に参拝に来て頂くにはどうしたらいいのかな・・・?と、

特別な御朱印もおみくじも、参拝する人が喜んでくれてそしてお礼を頂く、

良い循環ができれば一番素晴らしいなと思います!

なので私は神社を応援する意味でも、御朱印やおみくじがある神社では

できる限り頂くようにしていきたいな、と思っています。

 

 

次はどんな素敵な神社に巡り会えるのか・・・楽しみです!!

 

 

香取神宮【千葉県香取市】

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香取神宮(かとりじんぐう)

御祭神:経津主神(ふつぬしのかみ)

所在地:〒287-0017 千葉県香取市香取1697-1

公式HP:https://katori-jingu.or.jp/

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さて、最後の一社、香取神宮に到着です。

到着直後・・駐車場の誘導員が一人も居ない!笑

随分とフリーダムな感じです、やっと空いている場所を見つけて駐車完了。

 

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仲見世通り>

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非常に立派な鳥居です。

香取神宮は初代神武天皇の時代に創建されたと言われています。

そして全国に約400社ある香取神社の総本山です。

 

<参道>

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今でも十分美しいのですが、紅葉と桜の時期は非常に見事だそうです。

 

それでは先に要石を見に行きましょう。

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スズメバチ出没!?

 

 

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鹿島神宮の要石でも書きましたが、

オオナマズを抑え込んでいる要石です。

こちらはオオナマズの尻尾をさし通しているとのこと。

 

 

<神池>

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心安らぐ池でした。亀はいないのかな〜

 

 

<総門前の鳥居>

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 <総門>

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・・・・・ん?!

 

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なんと工事中!

只今絶賛塗り替え工事中とのこと・・

でもあまり見れない光景なので、これはこれでラッキーなのかもしれません。

次回来る時には美しい総門が見れるかと思うと非常に楽しみですね。

 

総門を抜けて・・・

 

<手水舎>

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香取神宮のご由緒>

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御祭神について書かれております。

そして例大祭(その神社で行われるお祭りの中で最も重要とされるお祭り)は、

なんと勅祭(ちょくさい)とのこと。

勅祭とは、天皇の勅使が派遣されて執り行われるお祭りのことで、

全国で16社しかできない特別なお祭りです。

勅使は天皇陛下の代理としての資格を持ったお方です。

代理〜?なんだ代理か〜と思ってはいけません。

代理といっても勅使は天皇陛下そのものであり、

勅使が伝える言葉は天皇陛下の言葉となります。

つまり勅祭は、天皇陛下と共に執り行われるお祭りということです。

 

<楼門>

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 楼門は鹿島神宮にもありましたね。 

 

 <拝殿>

・・・までの長い行列・・・

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鹿島神宮ほどではないですが、 非常に混んでおります。

非常に重厚感のある拝殿ですね、どっしりしています。

 

参拝が終わり、御朱印を頂きに授与所へ。

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御朱印は10分ほどで頂けたかと思います。

(巫女の方々のお顔はモザイクをかけております) 

 

 <本殿>

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それでは、奥宮へ参りましょう。

少しだけ離れた場所にありました。

 

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ここで不思議な体験をしました。

奥宮の鳥居をくぐった瞬間、

頭部右側が急に『ワシャワシャワシャ〜〜〜』と疼き出しました。

なんだあ!?とびっくりして数秒・・やっと治りましたが

あれは一体なんだったのでしょう。。。

 

この奥宮は、経津主神の荒御魂をお祀りしております。

ひっそりと佇んでいるのにも関わらず、とても荒々しく、

力強い神力で守られているような気がします。

この場所は気軽にパワースポットだと思って行くような場所ではないですね。

また来ますと約束し、奥宮を後にしました。

 

さて、境内を周り終え、レンタカー返却時間も迫ってきているので帰路につくことに。

 

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御朱印

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東国三社の御朱印を全て集めると、東国三社守りを頂けます。

しかし・・・!!私は頂けませんでした・・・

というのも、テレビで取り上げられ想像以上の反響で

お守りの在庫が無くなってしまったのだそうです!

お守りを頂くために参拝をしている訳ではないのですが、少し寂しいですね。

また整ったらホームページで告知してくれるそうです。

また来なさいと神様に言われているような気がします!(ポジティブ!)

 

〜東国三社巡りを終えて〜

今回の三社巡りは、私にとっては初めての体験でした。

先月より神社巡りを始めた私にとっては、

神社の意味や仕組みなどの知識もなく、手探り状態で始めたものでした。

しかしこの東国三社を巡って思ったことは、

日々感謝の気持ちを忘れずに生きていくことの大切さ、

それは周りの人への感謝の気持ち、自然への感謝の気持ち、

八百万の神々たちへの感謝の気持ちです。

日本はとても良い国です。

こんなにも恵まれた国はそうはありません、心からそう思います。

その国を守っていく気持ちを自分に再認識させてくれた意義深い参拝でした。

企画をしてくださったTさん、そしてご一緒して頂いたNさん、Kさん、

本当にありがとうございました。

また絶対に行きましょうね!

 

 

そして最後は・・・・・・・・

 

 

 

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今日という日を祝って、乾杯〜〜〜〜〜!!

 

あさこ

 

 

 

 

『何だこれ?』と思ったらとりあえず覗いてみて下さい。

目からウロコがてんこ盛りの学び舎です。

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鹿島神宮【茨城県鹿嶋市】

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鹿島神宮(かしまじんぐう)

御祭神:建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)

所在地:〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中 2306-1

公式HP: http://kashimajingu.jp/

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息栖神社参拝を終え、近くのお蕎麦屋さん「加賀屋」で

美味しお蕎麦を堪能しました。

成田のレンタカーショップの店員さん一押し(!?)のお店とのこと。

開店が11:30でしたが、なんと1分の狂いもなくお店に到着。

辛味大根そば!蕎麦湯も美味しかった・・・(*´ェ`*)

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<お店情報>

加賀屋(かがや)

住所:茨城県鹿嶋市鉢形1525-4

https://tabelog.com/ibaraki/A0804/A080401/8001395/

 

さて、ちょうど良い腹加減で鹿島神宮へ出発!

息栖神社の時とは打って変わって晴天!

なんだか建御雷之男神が迎えてくれてる気がします。

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こちらの大鳥居は東日本大震災により倒壊してしまい、

平成26年6月1日に竣工した新しい鳥居です。

倒壊してしまった鳥居は国産の花崗岩を使用した鳥居で、

花崗岩の鳥居としては日本一を誇るものだったそうです。

新たに作られた大鳥居は、鹿島神宮の境内の杉の木4本を切り出し作られました。

個人的にはこの大木をどうやって木工所まで輸送したかが気になります。

 

<境内案内図>

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この写真では文字まで読み取れないですが、

かなり広い敷地なのは見てすぐわかりますね。

公式HPの境内案内図 → 境内案内 | 鹿島神宮

 

そして東京駅から高速バスで来れちゃいます!

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<楼門までの参道>

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<手水舎>

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<楼門>

楼門(ろうもん)とは門の一種で、二階建ての門。

下層に屋根は無く、上層に屋根があるのが特徴。

鹿島神宮の楼門は、日本三大楼門の一つなのだそうです。

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楼門を抜けると・・・すごい人人人〜〜〜!

 

<授与所>

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う〜む、、、、御朱印を頂くのも躊躇してしまう混雑ぶり。

しかしここまで来て頂かないのは絶対後悔してしまうので、

とりあえず受付をし、参拝が終わる頃には出来上がっていると信じて授与所を後に。

ちなみに御朱印帳の種類がかなりありました〜

 

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 <祈祷殿・社務所

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<拝殿>

・・・までの道のり!笑

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参拝するまで20分ぐらい並んだ気がします。

さすが三連休・・・侮っておりました・・・

ご一緒したNさん情報によると、この連休前に東国三社巡りの

特集がテレビで放送されていたのだそうです。

そもそも特集しなくても人が来るのに、そりゃ参拝客増えるな・・・と納得です。

 

では、参拝が終わりましたので奥へ進んで行きましょう。

 

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写真だけではとても伝わらないですが、約300メートルにわたる奥参道は、

非常に大きな力を感じられます。

何百もの巨木から放たれる力はまさしく神そのもの、

空気の違いをはっきりと肌で感じ取ることができます。

もののけ姫に出てくる木霊がもしその辺りに居てもちっとも不思議じゃありません。

ありとあらゆるものに神を見出す日本人。

それはやはり自然を愛し、大切にする心から生まれてくるのでしょう。

 

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大切に守っていかなくてはいけません!

 

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少し進むとさざれ石が。

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<鹿園>

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こんなにも鹿を見たのは、奈良へ修学旅行に行った時が最後ではないでしょうか。

鹿は建御雷之男神のお使いであると言われているそうです。

鹿島の神鹿(しんろく)は奈良の神鹿の起源となっており、鹿島では

一時絶えた時期もあったらしいですが、逆に奈良より神鹿をお迎えして

現在のこの鹿園が作られたそうです。

 

 

お茶を一服・・・はしませんでしたが、次に行ったら絶対厄除けぜんざい食べる!

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 <奥宮>

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奥宮には、建御雷之男神の荒御魂が祀られています。

武神としてもお祀りされており、藤原氏氏神でもあります。

 

<大鯰の碑>

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大きなナマズを抑え込んでいる建御雷之男神

昔、大きな地震は地中のオオナマズが暴れまわって引き起こしていると

信じられていました。そのオオナマズを抑え込んで今に至るのが、要石。

 

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神々は地中深く石棒を差し込み、オオナマズを抑え込んだとか・・

その石棒が要石と呼ばれています。

要石は次に行く香取神宮にも存在しています。

鹿島神宮の要石はオオナマズの頭を、

香取神宮の要石はオオナマズの尾っぽを抑えているとのこと。

 

余談ですが、私はナマズと聞くとまず思い浮かぶのがこれ。

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なんでナマズなんだろ〜〜とずっと腑に落ちなかったのですが、

この要石のことを知ってこれだあ!と思いました。

地震災害時に一般車両通行禁止となる道路の看板。

地震と関連してナマズだったのですね、なるほどなるほど。

 

さて、ナマズの話はこれぐらいにして次に進みましょう!

さらに奥に進んで行くと、見えてくるのが御手洗池。

 

<御手洗池>

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驚くほど澄んでいます。

写真の奥の人の列は、ご神水を汲みにきている人たち。

私も頂きました、とてもまろやかで美味しかったです。

またまた余談ですが、東国三社巡りが終わり火曜日から仕事だったのですが、

それが非常に忙しくて毎日のように午前様だったのにも関わらず、

このご神水を頂いていたからなのか、体調も崩さずに普通に過ごせました。

(さらにKさんより恵んで頂いた活性エキスを入れたので効果倍増!?)

 

それでは来た道を戻りましょう。

かなり歩いたので足が少し痛い・・(;・∀・)

普段どれだけ動いてないんだよ・・・と突っ込まれそうですが事実です!

 

御朱印所に到着しましたが、受け取るのも長蛇の列!

しかし文句も言わず綺麗に列をなして並ぶ方々、やはり日本人ってすごい。

20分程並んで受け取ることができました。

 

御朱印

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さて、最後の場所、香取神宮へ出発〜!

・・・とその前に!

鹿島神宮の一の鳥居を見に行きましょう!

Nさんのスーパーナビゲーションでスムーズに到着。

 

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天気がまた曇ってきました。

こちらは鹿島神宮から結構離れているので、歩いてはちょっとキツイです。

そしてなんと、水上の鳥居では日本最大級の鳥居だとか、驚きです。

海から神様がやってくる、こんなにもしっくりくる場所があるのですね。

 

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(車内から撮影)

 

 

 あさこ

 

 

 

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息栖神社 【茨城県神栖市】

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息栖神社(いきすじんじゃ)

御祭神:久那戸神(くなどのかみ)

相殿神:天鳥船神(あめのとりふねのかみ)

所在地:〒314-0133 茨城県神栖市息栖2882

公式HP神栖市観光協会http://www.inage-sengenjinja.or.jp/

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9月 16日(日)、イシキカイカク大学の同期生4人で成田空港に集合。

企画発案者のTさん、Nさん、Kさんとレンタカーにて出発〜

東国三社巡りスタートです!

 

空港を9時半頃出発し、午前10時半頃に息栖神社へ到着。

三連休で渋滞も覚悟していましたが、道はそんなに混んでいなくズムーズでした。

鳥居のすぐ目の前に駐車場があり降りてみると、目の前には荘厳な鳥居が・・

最初に載せた鳥居の写真は二の鳥居です。

 

 一の鳥居はこちら!

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 かなり見えにくいですが、一の鳥居の奥に、最初に載せたニの鳥居が見えます。

 

この一の鳥居には忍潮井(おしおい)と呼ばれる2つの井戸がありまして、

それぞれ「男瓶」「女瓶」と呼ばれています。

 

<女瓶> 

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 <男瓶> 

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残念ながら井戸の底は見えませんでしたが、

何やら『日本三霊泉』の一つに数えられているとか。

 

日本三霊泉に数えられる『忍潮井』

息栖神社で隠れたスポットなのが、常陸利根川沿いの大鳥居(一の鳥居)の両脇に設けられた二つの四角い井戸「忍潮井(おしおい)」です。それぞれの井戸の中に小さな鳥居が建てられ、水底を覗くと二つの瓶(かめ)がうっすらと見えます。

この二つの瓶は「男瓶(おがめ)」と「女瓶(めがめ)」と呼ばれ、1000年以上もの間、清水を湧き出し続けてきたとされています。この忍潮井は、伊勢(三重)の明星井(あけぼのい)、山城(京都)の直井と並び、日本三霊泉の一つに数えられています。

しかもこの清水には、女瓶の水を男性が、男瓶の水を女性が飲むと二人は結ばれるという言い伝えがあり、縁結びのご利益もあるとされています。現在忍潮井の水を直接飲むことはできませんが、境内の手水舎の奥にある湧き水は、忍潮井と同じ清水で、お水取りをすることができます。

                    (公式HP神栖市観光協会)より引用)

 

それでは境内に進みましょう。

 

<参道>

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ニの鳥居をくぐると境内は活気付いていました。

まだ時間も早いので、同じように三社巡りをしている方が多いのでしょうか。

非常に落ち着いた雰囲気で、正直もっとこじんまりした神社かと思ったのですが、

想像以上に立派な(失礼)お社でした。

 

<境内略図>

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<手水舎>

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<神門>

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神門を抜けると力石とがあります。

この石を持ち上げて力比べをしていたとか・・・

先人は強かった・・・私がやったらぎっくり腰になりそうです(;´∀`)

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<拝殿>

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参拝者の列・・・
だんだんと人が多くなってきました。

参拝も終わり、御朱印を頂きに社務所へ。

 

社務所

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公式HPにも記載がありますが、

こちらの社務所は日にちや時間帯によっては無人になることがあり、

御祈祷や御朱印・お守りを頂くことができない可能性があります。

連休中などは問題ないかと思いますが、平日に行く場合は

事前に電話で確認をしてからの方が良いかと思います。

 

<御神木>

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<招霊の木>

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・・・・・折り取らないでください!?

そんな罰当たりな輩がいるのでしょうか(;゜ロ゜) 

 

境内社

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<稲荷神社>

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さて、参拝も終わりましたので鹿島神宮に向かいましょう。 

・・・とその前に、腹ごしらえ!

 

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 <御朱印

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 あさこ

 

『何だこれ?』と思ったらとりあえず覗いてみて下さい。

目からウロコがてんこ盛りの学び舎です。

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東国三社参拝〜はじめに〜

2018年9月16日(日) 

関東にある東国三社巡りをさせて頂きました。

想像以上の貴重な体験をさせて頂き胸がいっぱいの思いです。

一個の記事で書いてしまうと長くなってしまうので、

それぞれ一社ずつ記事にしていきます、お時間ある方はどうぞご一緒下さいませ。

 

それではまず、この記事では東国三社(とうごくさんしゃ)とはなんぞや?

というポイントを簡単にご説明します。

 

東国三社とは、関東にある

・ 鹿島神宮(かしまじんぐう)・・・茨城県鹿嶋市

・ 香取神宮(かとりじんぐう)・・・千葉県香取市

・ 息栖神社(いきすじんじゃ)・・・茨城県神栖市

こちらの三社の総称となります。

 

江戸時代には、『下三宮参り』として伊勢の神宮参拝後に、

東国三社を参拝する風習があったようです。

 

ここで少し日本神話のお話をします。

日本の記紀古事記」「日本書紀」に記されている日本神話には、

葦原中国平定(あしはらのなかつくにへいてい)と呼ばれる

国譲りのお話が出てきます。

 

古事記では、高天原(天上世界)に住まわれている天照大神が自分の孫、

邇邇芸命(ににぎのみこと)に葦原の中つ国(地上世界)を統治するように言います。

そして邇邇芸命が天上世界から地上世界へ降りてくる、

これがまさしく『天孫降臨』です。

(孫が降りてきたので天”孫”です、もし子供が降りてきていたら天”子”降臨)

 

もともと葦原の中つ国は、大国主神(おおくにぬしのかみ)が治めていました。

そこへ高天原から使いの神々が派遣されて、天照大神に国を譲るよう説得します。

その時に派遣された神々が、

 

建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)

経津主神(ふつぬしのかみ)※古事記には登場しません

・天鳥船神(あめのとりふねのかみ)

 

こちらの三柱の神々。

そして、東国三社の主祭神はそれぞれ、

 

鹿島神宮・・・建御雷之男神

香取神宮・・・経津主神

息栖神社・・・久那戸神 ※相殿神 天鳥船神

 

となっております。

要するに、国譲りの時にご活躍された神様が祀られているのです。

なので一社だけではなく、三社を巡ることがポイントとなります。

この国譲りのお話も紆余曲折があってとても面白いので、

古事記を読まれてから参拝するとより一層感慨深くなること間違いなし!ですね。

 

そして今回の東国三社巡りは、

息栖神社→鹿島神宮香取神宮 の順で巡りました。

巡る順番は移動手段によっても異なってきますし、

特にこの順番でなきゃ!という決まりはありません。

ただ参拝してからの個人的な感覚では、息栖神社からスタートすると

スムーズに進むような気がしました。

 

それでは、息栖神社からスタートです!

 

あさこ

 

神様の御用人

著者:浅葉なつ

出版社:アスキー・メディアワークス

神様たちの御用を聞いて回る人間──“御用人”。ある日突然、フリーターの良彦は、狐神からその役目を命じられた。膝を壊して野球の道を諦め、おまけに就職先まで失った良彦は、古事記やら民話やらに登場する神々に振り回されることになり……!?

特殊能力もない、不思議な力を放つ道具も持ってない、ごく普通の“人間”が神様にできること。それは果たして、助っ人なのかパシリなのか。けれどそこには、確かに神々の「秘めたる願い」があった。モフモフの狐神、黄金とともに、良彦の神様クエストが今幕を開ける!(公式HPより引用)

今回は本の紹介です。

神様の御用人、なんだかすごいタイトルです。

面白いと評判になっていたので気になっていたところ、

会社の先輩からも勧められたのでお借りして読むことに。

 

是非みなさまにも読んで頂きたいので内容は書けませんが、

本当に面白かった!面白かったというか・・・感動しました。

 

タイトルと表紙からして、

内容がちょっと軽そうだな〜と思われた方いるのではないでしょうか?

でもですね・・・きっと、あなたの想像以上に内容が深いです。

日本神話を知っている方だったら、もっともっと楽しめます。

騙されたと思って(?)読んで見てください♪

 

日本神話を知らない人でも、

日本人ならきっと、この本は頷きながら読めると思います。

誰もが行ったことがあるであろう、そして願いに行く神社という存在。

神社は単純にお願い事をするための場所なのだろうか?

神様は果たして人間の願いを叶えるための存在なのだろうか?

神様って実は人間・・・?

色々考えさせられます。

 

私は古事記を勉強するようになってから、

神様への個人的なお願い事を止めました。

今まではほぼ全て「自分自身」のことを祈っていました。

いわゆる神頼みってやつですね(;´▽`A``

少ないお賽銭を投げて、ああしてくれこうしてくれ・・・

いくら神様が寛容だったとしても、

神様の気持ちを無視した一方的な行いでした

それは対人間でも同じこと、相手に求めるばかりでは、

決して幸せにはなれないのはわかっていたはずなのに・・・(^_^;) 

 

私は、神様にも感情があると思っています。

嬉しいこと楽しいこと悲しいこと・・・

日本人はそんな神々に寄り添って生きてきたからこそ、

世界の中でも希少な民族なのではないでしょうか。

 

この神様の御用人シリーズは7巻まで発売されています。

まだ1巻しか読み終えていませんが、2巻目以降ももちろん読みたいと思います。

ご興味ある方は是非、お手に取ってみて下さい。

 

あさこ

 

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